2010/08/12

魅かれる道具。

先日、素敵な剪定鋏を見ました。
もう、カッコいいくらい堂々とした道具。



私は、結構、道具が好き。
鋏でも、金槌でも、鋸でも。
職人さんが使い込むような、飾り気の無いもの。

ホームセンターでも、道具(工具?)が置いてるコーナーで長い間居座っちゃう。
何でもこれ一本でOK!ってものでなく、用途が狭ければ狭い程、魅かれてしまう。
グリップの為のラバーなど無く、用途の為だけの構造。
しかも、目的の達成のためだけに作り込まれてるもの。
んー、最高!素敵!

でも、買ったりはしない。
だって、私が買っても使ってあげられないから。
きっと、彼らは飾られたいのではなく働きたいはず。
完璧に目的を果たせる使い手との出会いをひたすら待ってるはずだから。
そんな想いを踏みにじっちゃいけないもんね。

考えてみると、きっと私が魅かれてるのは「ストイックな所」。
媚びる事なく、目的に向かい続ける姿勢?
無骨で、素朴で、ひたむきで。
誰になんと言われても、動じない自信。

あらら、これはあの人に重なるかも。
そうね、似ている。
プラス、繊細だけど。
思春期の子供と大人の間みたいな独特の場所を持ってる。

私は、自分には無い、ストイックというものに魅かれ続けてるんだな。

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