2010/09/25

何故だか、人恋しくて。

今日の分の仕事をあらかた済ませて、
帰路についたが、何だか真っ直ぐ帰る気が無い。

それで、昔バイトでお世話になった店に寄った。


車なので、お酒は飲めないし、お腹も空いてない。
なので、注文はコーヒー。深夜なのに。

オーナーは嫌な顔せず、喜んでくれた。

数人のお客さんが居たので、オーナーは行ったり来たり。
落ち着いては話出来ない。

「仕事終わってこの時間か。休みなのに働きすぎちゃうけ。休めよ。」
「いやいや、○○さんには言われたくないです。。。 」

白髪の目立つ頭を見ながら、
ああ、この人も歳をとったなあ。
などと思いながら、カウンターに座って目の前のものを眺めてた。

ふと、棚の上段の酒瓶に埋もれるようにライターのセットに目がいった。
・・・あれ、こんなのあったっけかなあ。

オーナーに聞くと開店当初からあるとの事で、
もちろん私がバイトしてた時にもあったらしい。

気になるので、無理を言って出してもらった。
もう、煙草のヤニやら油やら埃で、包んである袋がべたべた。
でも、取り出してみると、何と、火がちゃんと着く!
びっくり、だって30年程前のオイルライターなのに。

何だか、汚れてるのが可哀想で、きれいに拭いてあげた。
ただ、どうしても入っていたはずなのに全部が袋に入らなかった。。なぜだ。。

謝って、サランラップで対処。
その時にオーナーが一言。

「構わへん。好奇心は良い事なんやから。」

・・・あぁ、白髪は増えたけれどこの人変わってないわ。
って思って、少し安心した。

ほどなくして、また5人グループのほろ酔いのお客さん。
店内が賑やかになる。
それをきっかけに、店を後にした。
「もう、帰っちゃうの?」
って引き止められたけれど。

深夜のコーヒー一杯500円也。

帰りの車で、変わろうって考えてた。
それで、家に着いてまず、髪を染めた。

ちょっこっとした事。
でも、ここから始める。

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