2010/09/14

私の偏った魅力。

いつも行くコインランドリー。
家からは遠いし、新しい訳でもないのだけれど、
そこのおばさんが好きなので、通ってる。



おばさんといっても、多分70歳は越えてると思う。
行く度に、お話をする。
大体は、孫の愚痴なんだけれど。。

でも、時々、若い時の話とか、昔の話とか。
・・・ユニクロに行った事がない、一人では行けない。
・・・心臓が悪い、でも手術できなくって。
・・・お薬の量間違えちゃった。
・・・カラオケに行った事ない。歌なんて知らない。
・・・若い時分は、すっと働いてて遊んだ事無いのよ。
などなど。。

行く曜日や時間が決まってた時は、待っててくれて、
洗濯機を空けてくれてたり。。。すごく喜んでくれてたな。

私は、年配の方とお話するのが好きなので、
おばさんに会うのが楽しかった。

そう、私の魅力が発揮されるのはとても限られた人にみたいなのね。

今日も、そのコインランドリーに行ったんだけれど、
おばさんが居ないのは知っていた。。
最近、めっきり弱ってしまって、ほとんどお店には居ないのね。。。

ところが、何と違うおばさんが居てたの!
見かけた事の無い、全く知らない方。
お年は、80歳手前くらいなのかな。。。

いつものおばさんに会いに来たみたい。
でも、お目当ての人が居ないので、私とお話。
・・・明るいし、きれいな顔してるね。
・・・え、結婚してないの?もったいない。
・・・たたみ終わるまで居てあげる。

おぉ、私の年齢限定魅力が発揮されている!
ちょっと、耳が遠い方のようで、なかなか話が噛み合なかったんだけれど
楽しかった、ほめ殺しでちょっと参ってしまったけれど。

本当にたたみ終わるまで、待っててくださって、
手をひらひら振って、帰っていかれました。

私の本当のおばあさん達は、随分前に居なくなっちゃってる。
側にいてくれた時は、私が幼かったんで、きちんと向き合う事はなかった。
今、居てくれたらなって良く思う。
それが、こんな形で叶うなんて、恵まれてると思う。

私の偏った魅力、捨てたもんじゃないね。

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