2009/10/30

いつも一緒

寝ても覚めても、私に付きまとう。
楽しいときも、悲しいときも、嬉しいときも、切ないときも。

ぺったりと柔らかいセロテープみたいに
私のあちこちに、くっ付いて、剥がそうとしても
ねちねちした、ますます剥がれないカスを残していく。

こどく、またの名を、ひとりぽっち。

どんなに奇麗な夕焼け空を太陽が贈ってくれたとしても、
いくつもの笑顔でまとわりついてくる。

月が繊細な絹糸のような光を届けてくれる夜にでも、
したり顔で体の中を撫で回す。


お前が居なければ、もっと自由なのに。
お前が居なければ、もっと視界が明るいはずなのに。
でも、お前が居なければ、私は存在していないはずだね。
きっと、お前が私の大半を占めている。

これから先、ずっと一緒に居るからさ、
お願い、もう少し手加減してくれないかな。
このままいくと、呼吸さえ出来なくなりそうだよ。
本当に、息苦しいよ。

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