2010/05/02

いつもと違う時間。

少し違う時間を過ごした。
その人と2人だけでいると、沢山話す。

色んなこと。
素直に、楽しく、面白く。


数える程しか今まで無いんだけれどね。
とても頭の回転が速くて、リズムよく話す。

一人になって、思い出すと会話の内容よりも、
その場のイメージが心地いい。
言葉を大切に空間に刻む様に、話す姿、仕草、テンポ。
真っ直ぐ目を見て、丁寧に作られていく空間。
思い出すと、体の真ん中から柔らかくなる気がする。

その人の世界は、空間なんだと思う。
うまく言えないんだけれど、
大きさの分からないぼわっとした場所とかではなく、
もっとはっきりとした、地面があって空気があって、
色々な感覚や思いや考えが、質量を持って、質感があって
でも、重力からは解放されてて。。。でも、散らかってはない。

向かい合って、話をしてると、それだけでいっぱいになって
いつもお手洗いにいくタイミングがなくなっちゃう、2人とも。
まだ、ある種の緊張感があるのかな。

不思議なことに、私が言わないことをよく知ってる。
でも、不快感は全く無い。
それより、嬉しく思うことが多いかな、とてもやさしい人だから。

無責任で、頭の悪い私が、その人に嫌な思いをさせてないことを
心から願う数少ない人の一人。
出会う時期や、場所や環境が今と違っていたなら、
もっと別の感情が育っていたと思う。

印象的ないつもと流れ方の違う時間と、初めて食べたトルコ料理。
どちらも非日常的で、私の体を見たことのない色に染めてくれる。
中毒にならないくらいに、体験し続けたい、許されるのなら。

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