2011/01/25

何度も何度も思い出す。

あの人の声。
電話から聞こえるその声は、
とても薄く、遠く、上面な。

もう、どうしようも無いんだと、
知ったかぶりをした涼しい顔の自分に突きつける。

現実を。

返って来ないメールを打っても、
色々な事を思い出しても、
何の感触もない。

私は手に何を握ってるんだろう。
思い込み。
幻覚。
夢。
嘘。
自己満足。

きっと、開いても無くなる物なんて一つもない。
元々、存在しなかったんだから。

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