2009/11/30

フラメンコって。。。

生まれて初めて、フラメンコというものを見た。
全くの偶然からの機会だったのだけれど。。。



たまたま、友人に誘われた飲みの席での初対面の人が
フラメンコ教室に通っていて、その教室主催のイベントへ誘ってくれた。
実のところ、そんなに興味は無かったのだけれど、行ってみようと思ったのは
”本場からギターと歌い手が来る!”
ということだった、、ごめんなさい、ヨコシマな理由で。。

ほとんど予備知識は無し。
今まで、スペインの音楽を真剣に聴いたことなんて無かったんだけど、
自分が好きだなと思う音楽には、間違いなく要素として入ってる気がしてた。
特に、ギター。
で、思い切って行ってみたの。

ま、当たり前なんだけれど、主役は踊り。
見に来ている人達(思った以上に年齢層が高くてびっくり)もそのつもり。
でも、私はほとんど見てなかったなあ、、ごめなさい。。

ギター、かっこよかった。
容姿もだけれど、何と言うか、踊り手を見つめる感じが素敵だった。
複雑な事をしているんだけど、ずっと踊り手を見つめている。
ああ、この人は踊り手の為にギターを弾いてるんだなって感じが、
ちょっと、好きな人を目で追っている少年のように見えて、
少しどきどきしてしまった、これまたヨコシマ。

フラメンコという踊りについては、全く知らない。
でも、イメージはあった。
情熱的という感じは、当たり前なのかもしれないけど、
「女性」ということに対して、誇りがあるって感じ?
うまく表現出来ないんだけれど、女であるという事が
とても大きな意味があるというか、その事がその場のすべてを塗りつぶしているというか。。
肉感的で、艶があって、しなやかで、もちろん色香もたっぷりで、
でも、媚びている訳では全く無くもっと、堂々としてる。
って、いうイメージ。

それには、きっと色々な背景があってのことだと思う。
女性という事にも、意味があるんだろうな。
私は一度も考えた事も、感じた事も無い事柄なんだけど、
女性という事を誇りに思えれば、それはとても素敵な事だものね。


今回、一番強く思ったのは、もっと空気を感じたいということだった。
私の知らない空気を感じたい、もっと濃いまとわりつく様な空気。
ギターの彼の目線を受け止め、微笑み、そしてそれを髪に挿す花の様にあしらい、
歌い手の力強い歌声を、絡みとりそれでますます着飾る様な、絶対的な女性の踊りを
私は目の前で見てみたい、体全部で感じたい、肩肘着いて、お酒をのみながらね。

ヨコシマな妄想なのかもしれないけれど。。

良い機会をもらえたなと、思う。
今まで考えもしなかった事に、触れられて。
これが、次へと何かの形で続けばいいな。

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