音楽好きの友人の勧めで、ライブを見に行きました。
ライブ?コンサート?
ホールでやってたので、コンサートなのかな。。
いやーー、圧巻でした。
凄いとしか、言葉が出ないんです。
私は音楽に関して、専門的な勉強はした事ありません。
楽譜も簡単なものが、ちょろっと読める程度。
でも、今回の出演していた人達は、楽譜上で音楽をしていました。
私の居る世界とは、雲泥の差でしょう。。
クラッシックとかのジャンルの話でなく、
きっと、私が本を読んでふわふわと世界を感じるように、
あの人達は、楽譜を読んで音の世界をとても具体的に見るんでしょう。
音を見るって、不思議だけど、そう思った。
楽器から、色とりどりの線や面を紡ぎだし、
それが、絡まって離れて混ざって寄り添って
二度と見る事の出来ない絵を作っていた。
凄い。
本当に凄くて、胸一杯。
心をかきむしる様な、引きちぎれる様な、
そんな感情で胸が一杯になったのではなく、
海の一部を切り取ったような水槽の中の
悠々と泳ぐ鯨や、
何を見ても嬉しくてしかたない海豚や、
ガラスの向こう側の人間なんて”ふふん”って感じの魚たちを
周りを気にする事も無く、瞬きせずにガラスにへばりついて
見つめている時の感じに似てるかな。。。
友人に声をかけられる度、5cmくらい飛び上がってびっくりしてた。
そのくらい、へばりついて見てたんでしょうね。
でも、いくら瞬きせず見つめていても
その場所には行けない事も分かっていたので、
友人が声をかけてくれる度(びっくりしたけど)、
そのやさしさが身に染みて、変に嬉しかった。。。
何となく、居場所が無くなってないような気がして。
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