ある日、突然現れた時限爆弾。
何とかしなくては、もう、体も心も耐えられなかった。
で、行動した。
簡単だった。
もっと早く行動すればよかった。。。
兎に角、伝えた、今の状況、そしてそうなった経緯。
間違わない様に、言い忘れない様に、感情的にならない様に、
何度も言葉を選び直し、箇条書きにした。
その箇条書きした原稿を、読み上げた、単に読んだだけ、取り返しのつかない事にならないように。
そして、彼の話を聞き続けた、彼が話をしやすいように口を閉じたまま。
人と人の関係の上で、片方だけが悪いなんて存在しない。
どちらかが要因(種?)を作ってしまう場合はあると思っているけれども、
だからといって、その事だけで悪いとは決めつけられないはず。。
作られた要因自体が最初から、悪いものというよりも
良く無い結果(良く無い花?)に、育ててしまうのは人と人の間で出来上がるんだと思ってる。
だから、時限爆弾を置いてほっておいた彼を、完全に攻める事は出来なかった、
想像していた通り。。。感情を押さえ込む事に成功したので。
長い時間をかけて、彼は自分が苦しんでいた事を吐き出し続けた。。。
もちろん、聞く耳を持てたのは、私たちに対しての謝罪の言葉が最初にあったから。
何ヶ月もさかのぼる彼の告白、というか・・・・・・。
でも、黙って聞き続けた何時間も何時間も。
理解出来るが、納得出来ない話。
何年か前には、同じ目線で先を見ていた筈だった。
今でも、変わっていないと思っていた、私たちも彼自信も。。
でも、時間の流れや、個人的な環境の変化、そして、奥さんの考え方の影響、
そいうものが、彼の考え方を根こそぎ変化させていた。
そして、私たちとは違う目線で先を見ている事がはっきりとした。
大きく変化した目線なのだけれど、少しずつ変わっていった様で、
本人さえ気付いていなかった。(嘘みたいな本当の事実)
長い長い話の後、辿り着いた所は、
・・・時限爆弾を置いたあの日だった。。。
色んなことが、ミーティングテーブルの上に露になったのだけれども、
それらと一緒に、確実に存在している時限爆弾。。。
そこに無いのは、私の感情だけ・・・
これで良かったのか、悪かったのか、まだ判断できない。
確実に良くなったのは、彼の顔色だけ。
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