2009/12/06

手の届かない場所

大切な友人のお家に招待された。
大切な友人と一緒に。

奥さんも顔見知り程度だけれど、前から知ってる人。
今年になって、お家も買って順調そのものの家庭。

沢山のご馳走を用意してくれてた。
おいしい食事とおいしいワイン。
そして、楽しい会話。

目の前に居る、長い付き合いの友人が
全くの知らない人に見える程、違う顔をしていた。

一人の女性とともに築いた時間を心から大切に思い、
その女性との2人の日々の生活を丁寧に丁寧に過ごしてる。
彼の目に映るのは、愛しい人だけ。
何かものベースは、彼女との生活。

何だか、抜けていたピースが埋まったような、
「彼」という人間がはっきりと見えるような気がした。

テーブルの向かい側に見える光景は、
あまりにも遠く、眩しく、別世界。
美しいその2人を見れば見る程、
自分の醜さばかりが気になった。

私には、ちょっと毒がきつすぎたみたい。
ワインのせいか、居場所のなさのせいか、悪い酔い方したな。。
記憶が断続的で、何を話したのかあまり思い出せない。
一緒に行った友人と腕を組んで、アイスを買いに行ったと思うけど、
そのアイスを食べた覚えがないなあ。。

招待された友人にも奥さんが居る。
私はまたその光景に遭遇した時も同じことを感じるのかな。
感じるんだろうな、また自分の醜さも。

こんなに身近にあるとは思わなかった。
手の届かない場所が。。。

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