2009/12/27

時限爆弾

あの人は自分が何をしたのか、
どうして私に感情的に責め立てられるのか、
全く理解していない、無言なのがその証拠。

どういう状況なのか少しでも理解してもうために。


何の前触れも無く、彼はミーティングテーブルの上に
ぽんっと、嘘みたいに魔法みたいにほり出した。

残り時間の表示されていない時限爆弾。
チッチッチッチ・・・・
でも、確かに作動している。

私たちには皆目分からない。
なぜ、ここに置かれたのか。
どうすれば、爆発を止められるのか。
いつ、爆発するのか。
どうして、私たちが危険にさらされるのか。

置かれたものは、仕方が無い。
受け入れると、彼に私たちは確実に伝えた。
間違いなく、伝えた。
その時点では、信用していた目の前に居る彼を。

その日から、その時限爆弾をいつもどこかで感じながら、
毎日を過ごしてた、仕事していてもご飯を食べていても。
彼が、解除してくれるのを信じて。

チッチッチッチッ・・・
一度たりとも止まる事のない音が響く部屋の中で、
私たちは、待ち続けてた。
彼が、何らかの方法で解除してくれる事を。

日が経つうちに、自然と生まれる疑問や不信感を
騙して、潰して、隠して、目をそらして。
今にも爆発するかもしれないという恐怖を
騙して、潰して、隠して、目をそらして。

時限の分からない時限爆弾と
毎日毎日毎日毎日、一緒に過ごす。

間違いなく、この酷い時間を強要したのは、彼。
なのに、彼はその時限爆弾を無視しつづけた。
まるで、始めから存在すらしない様に。

1ヶ月近くそんな環境に置かれ続けた私に、
感情的に責め立てられる事が、なぜ、理解できない。

私たちには心が無いとでも、思ってたの?
全く、情けなくて笑ってしまう。

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