2009/12/26

後味の悪い話

これは、奇麗な話じゃない。
最悪の話。

自分に向き合う事をしてはいけなかったので
この場所には来る事も出来なかった。


ここ1ヶ月程、私は自分の感情に言い聞かせてきた。
最初は、素直に騙されてくれてた、たぶん。

・・・なんで!?
・・・きっと、○○なんだよ。
・・・そうか、仕方ないね。
・・・そう、だから明日には話してくれるよ。
・・・そうね、だって色々一緒に越えてきたんだもんね。
・・・その通り。私たちの事も、考えてくれてるはずだもん。
・・・もう少し、待ってあげよう。
・・・うん、仕方ないよ、大変なんだもんね。
・・・・・・・。

毎日毎日毎日毎日、飽きずに繰り返される、私の頭の中。
でも、そんなにうまく騙されてくれない、私の感情。

そのうち、体が気付いた、「お人好し。」
胃が痛みだした。
仕方が無いので、薬で黙らせた、毎日。

でも、私の体は意思が強い。
薬で黙らされた胃に変わって、次は頭。
姿を目にし、同じ空間で問題が野放しにされる度、
頭が痛みの信号を全開、集中力が蒸発していった。
「お人好し、利用されてるだけじゃん。」
その子も、薬で言う事を聞かせ続けた。

あの手この手で、感情を騙し続け、
薬で体を騙し続け、
押し寄せる質問を、片っ端から叩きつぶし、
毎日、待ち続けた、両目をかたくつぶったまま。
崩れて行く信用を見ないふりして。
出来る限り、真正面から向き合って。


でも、今日、たった一言
「ありがとう。」
と、言わずに私たちから逃げ帰る奴がドアを閉めたとたん、
弾け飛んだ、嘘で縛り付けてた感情が。

声を上げて、泣き叫んだ。
情けなくて
悔しくて
馬鹿にされて
利用されて
意味の無い電話で背中を向けられて
私の時間を食いつぶされて
私に重い荷物を背負わせて
私に責任を押し付けて
私の人生を欠けさせて
そのすべてを当たり前の様にしたり顔されて
自分の居心地のいい場所しか守らず
起こったすべての都合の悪い出来事を他人の所為にして
起こったすべての都合の良い出来事を自分の所為にして
自分のミスで私たちを振り回し
私たち以外には良い顔振りまいて
・・・

今まで押し殺してた感情が泣いても泣いても溢れて止まらず、
汚い感情が言葉になって私の中から外へと飛んで行く。
飛び出した言葉は、この1ヶ月の努力が無駄だったとせせら笑ってた。

泣き叫び過ぎて頭がぼーとする頃、やっと起き上がり、
クラクラしたまま、私がやっと出来た事は

馬鹿にするのもいい加減にしろ。

って、メールしただけ。

馬鹿なのは、間違いなく私。
馬鹿な自分せいで、心も体もダメージ受けたのは私だけ。
そして、奴は何一つほんの1mmも理解していない。

残るのは、後味の悪いくだらない話と、吐き気だけ。

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