2009/08/29

ナイフより鉈(なた)

随分前の事なんだけど、、、
年上の面倒見の良い慕っていた先輩に、云われた言葉。

「ナイフより鉈になれ!」



って、
今思えば、女性に云う事なんでしょうかね・・・。

ただ真剣に、私だけに向かって話してくれました。
少し、酔っぱらいちっくでしたけど。。いや、少しじゃないな。。

「お前なあ、よう考えてみぃ。ナイフみたいに鋭い刃やと、すぐに刃がいかれてしまうやろ。刃が鋭い時はええわ。かっこええしな。でもな、あかんようになってしもうた刃のナイフはどうすんねん。それで終いやろ。ボロボロになって終わりや。」
「せやから、鉈やねん。鉈ってしってるか?あれはな、刃で切るちゃうんやで、力や、力で切るんや。その力さえあれば、ずっと切れんねん、ボロボロにはならんへんねん。」

と、随分要約しましたが、深夜のながーいお話の内容はこんな感じでした。
結構大人数で飲んでいた中で、周りが入ってこれないくらい熱いお話でした。

・・・そうかあ、鉈ね。力をつけないとあかんねんな。。

と、信用している人の言葉でしたので素直にまっすぐに受け止めました。


何年か経って、当の本人に話ところ、全く覚えてませんでした。。。
「覚えてなくても、俺ええ事云うてんやなぁ。」
と、大満足しておりましたが。。。
心に残る事って、そんなもんなんでしょうね。。

今でも、自分はナイフなのか鉈なのかは分かりません。
どちらでも無いような気がしています。

という事を、最近友達に何気なく話したところ返ってきた言葉は、

「なんでそんなに必死に、何を切らんなあかんの?」

確かに確かに。
そらごもっともですわ。



今度、先輩に聞いてみようと思います。
「何を切るために、鉈になるんでしょうか?」

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