「強さ」という事

最近の様々な出来事を体験して、
自分の中で固まりだした感情。

もっともっともっと強くなりたい。

前にもぼんやりと考えていた事で、
「強い」という認識が変わり始めてるのは
気付いていたのだけれど、
かなりはっきりとしたように思う。

若い自分は、鉄のように、傷つかず、惑わされず進む力を強さと思ってた。

でも、その頃よりも随分と歳をとった私が今思う強さは変わった。

傷ついて血だらけになっても、倒れてしまっても、そこから立ち上がり、
どんなひどい顔でも前を向いて進んでいく。
たとえ、痛みで朦朧としようとも、周りの人を意識し、大切にする気持ちを持つ。

これが今の私が望む強さ。

傷つく事できっと、色んなことを感じるはず。
逃げ出したくなるようなつらい事でも、私の一部になるはず。

こんな強さが欲しい。この強さを持った人になりたい。
喜びも、悲しみも、辛さも、嬉しさも、寂しさも、何もかもを、
偏見無く、自分が感じる事から目を背けず、
しなやかに、肩の力を抜いてごく自然に受け止め、消化し身につける。

簡単に出来る事ではないと思う。
でも、出来るようになれれば、色んなものに対する固執が無くなる様な気がする。

自分が女性としてどうなのかという疑問は残るけれど、
人として素敵になりたいなあ。